制作事例 / ご利用インタビュー
ショップ名 | マリーンプロダクト 様 |
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所在地 | 沖縄県那覇市安謝2-2-8 ルナシティ1F |
お申し込みプラン | プレミアムプラン |
制作のねらい/マーケティング戦略
那覇市にある、水中写真のプロカメラマンが在籍するダイビングショップ様よりご依頼をいただきました。
スマホカメラの普及や、SNSの浸透によって、近年、写真がより身近になってきております。このことを背景に、ダイビングでも、「フォト派」と呼ばれるダイバーや、カメラを得意とするダイビングショップも増えています。市場の拡大とも解釈できる反面、競合が増えているという問題を打開するため、マーケティングの基本である「差別化」に重視した戦略を立てました。
既にショップのホームページがあったので、ショップの最大の強みである「水中写真教室」に特化したページの作成し、価値を提供していくことを提案しました。一般的な「写真の得意なダイビングショップ」ではなく、他ショップと「講師、講習内容、設備」の3要素の差別化を明確にすることで、「日本一教えるのが上手い水中写真教室」のコンセプトを打ち出しました。
また、お客様に「水中写真技術の上達」と「作品活用の提案」の価値を提供するショップとし、価値を提供する要素として「撮影テクニック」を伝えるコラムと、ショップのお客様の作品を公開する「フォトギャラリー」をサイト構成に反映しました。2つの要素から、よりショップの強みをお客様に提供しやすい構造を構築しました。
デザインコンセプト
ショップのメインサイトとは別に、「マリーンプロダクト水中写真教室」の特設ページ(サイト)であるため、写真を際立たせる点を特に重視しました。
写真を映えさせるためベースカラーは白で統一し、サイト両端に余白空間を持たせる事で、ブラウザを写真のフレームのような演出を加えました。また、筆記体調の英字フォントや文字の高いジャンプ率などでアクセント・インパクトを加えシンプルながらも単調にならない点を留意しながら制作しました。
"作品"として掲載している写真は、大きく表示するように配置し、写真の構図が変わってしまうような縦横比を変えるトリミングは絶対しないようにデザイン・コーディング時にも配慮しました。グリッド状の背景や、目盛をあしらったボタンとフォーカスを合わせたようなホバーアニメーション等、写真やカメラにちなんだカメラ好きが喜ぶような遊び心をギミックで表現しました。
Interview ご利用インタビュー
ホームページ制作を通して一番変化を感じられたのは「スタッフの行動」です
清水淳 様
ホームページ制作だけではなく、集客に繋がるノウハウも知るために、ビットノットに相談しました
ビットノットからメールが、ショップ宛に届いており、それがきっかけでビットノットを認知していました。
メールでは例えば、「TwitterやInstagramでお客様の興味を引くには」、などWEBに関することをトピックにしており、自分に欠けている知識だったので、意識して見るようにしていました。これからは必要だと思い、自分でWordPressでホームページの制作もしました。これまでは、旅行会社やインターネット集客サイトからの集客が多かったです。
しかし、外部を頼った集客も、コロナウイルスの影響を受け、今までのように集客ができなくなってしまいました。外部を頼れなくなったとき、ショップの強みを生かしたホームページが必要だと思うものの、どうやってショップの強みをホームページに反映させたら良いのか分からない。さらに、自分で制作したホームページを多くの方に見てもらうのに、どういうツールや、戦略が必要なのかが分からない。
そこで、ホームページ制作だけではなく、ホームページに繋がる色々なツールのノウハウや、制作したホームページに商売が上手に結びつくにはどう運営すれば良いのかを知るために、ビットノットに相談しました。
ショップの強みを反映させたホームページを制作し、それをどう売れば良いのかノウハウを吸収することがゴールでした
ホームページを作る時に意識したゴールは、どこにでもあるありきたりな内容をホームページに反映するのではなく、自分たちのショップの強みを反映させていくこと。そしてショップの強みを売るためにどういうツールが必要なのか、ノウハウを吸収するところまでが、ゴールと考えていました。プランの選択をするときに重視したのは、まずは何をしたら良いのかが分からなかったので、それを導いてくれることでした。
ビットノットの強みは、ただホームページを制作するだけではなく、しっかり対象のショップの状況を分析して反映させることができるところだと思います。「ダイビングショップ専門」というところを活かして、独自の分析ができる。ショップの強みが何で、何が不足しているのかを見抜くというのは、その業界だけを見てるからこそ、できる技術だと思います。
下準備に時間をかけ、原稿作成など大変な部分もショップに頻繁に足を運んでフォローしてくれました
ホームページ制作に際し、少し相手からヒアリングしただけで制作に入るのではなく、ヒアリングに多くの時間をとってから制作に入るので、下準備の時間に重きを置いているな、というのは感じました。
その後の、「ではデザインに進みます」、からの完成はすごく早かったです。下準備の時は、指示されていることが何を意味しているのかがしっかりと理解ができていませんでしたが、完成してから、あの時の作業はここに繋がっている大事な部分だったのかと理解出来ました。
スタッフが大変だったところは、原稿の作成だったと思います。その大変なところに対し、ビットノットもショップに頻繁に足を運んでフォローをしてくれました。他の企業では、ここまでの対応はできないと思います。制作が夏場のダイビングシーズンだったので、「忙しくて対応できないよ」と思う時もありましたが、最後まで根気強くフォローしてくれました。やらなかったら、進まないですしね。
ホームページ制作を通して一番変化を感じられたのはスタッフの行動です
ホームページのデザインも、既成のデザインとは違う、最新のデザインや機能をつけてもらって、自分が思っていたようなデザインに仕上げてくれました。
複雑なシステムになっているわけではなく、見やすくシンプル。デザイン重視や機能重視に傾くのではなく、「ホームページから仕事をもらう」ということに対して上手にデザインされているところが、自分が制作したサイトとの違いだと思っています。それはホームページに訪れた方の導線であったり、ショップの将来像を見通した作りの部分ですね。
ホームページの制作を通して一番変化を感じられたのは、スタッフの行動です。スタッフのゴールを明示して、それに到達するためのハウツーを理解できるように噛み砕いてミーティングで教えてもらえたことに感謝しています。この変化がなければ、ホームページの結果も出てなかったと思います。私だけが行動しても、スタッフの意識と行動が変わらなかったら、お客様への接し方や、一般の業務への取り組み方にも反映されません。
「ホームページを見てきました」と来店されたり、今までファンダイビングだけだったお客様から写真教室の予約が入るなどの変化がありました
ホームページの制作後、大きく分けて内面的部分と外面的部分に変化がありました。
内面的な部分がスタッフが継続的にホームページに顧客を流入させるという施策について、継続して努力をしているところです。外面的な変化は、実際にお客様が「ホームページを見てきました」と言ってもらえているところです。新しくホームページができてから、旅行会社と集客サイトは辞めました。ここで辞めないと、いつまでも自分たちのやりたいことができないと思い切りました。一時期は売り上げも下がりましたが、ここから伸びていくときに外部の都合に左右されない、ショップの売りたいものだけを売っていけるというメリットがありますし、楽しみでもあります。
お客様も、ホームページの中に新しく撮影テクニックのページが出来ていたり、ギャラリーのページが出来ていたりするのを見て、ショップがより専門的でサービス重視に舵を切ったんだということを理解してくださっています。実際に、今まではファンダイビングだけを利用していたお客様が新たに写真教室に申し込んだりと、変わりつつあります。
アクセス解析がショップの中で何がポイントになるのか、どのようなアクションをとれば良いのか示してくれました
ホームページ制作後、定期的に行われる、ホームページにどれくらいの人が来ていて、どういうアクションをしているのか、などを知ることができる「アクセス解析」について、初めは正直いらないのではないか、と思ってました。
トップページを改修したらそれでショップは良い方向に向かうのではないかと。しかし、ホームページに掲載している「生徒ギャラリー」という写真の指導をしている生徒さんの撮影した作品ページが、ホームページの構成の中ですごく重要なものだということも気づけました。いざ、アクセス解析を始めると、毎月PVや流入数が増えていることがわかり、ボディブローのように効果を生んでいました。
何回かアクセス解析を受けて感じたことは、このアクセス解析がなかったら、ホームページのPVなど数値が伸びることはなかったと思います。ただ制作して「SEO対策しました」だけではここまでの向上はなかったと思います。なにをしたら伸びていくのかという、具体的な施策もアクセス解析データを元に示してくれました。